さつまいも農場

これからの「さつまいも」の話をしようじゃないか。

べにはるかとべにあずまはどっちが甘いの?

 フリーイラスト 8種類のさつまいものセット

目次

 

べにはるかとべにあずまどっちが甘いの?

べにはるかとべにあずまどっちを選びますか?

スーパーで並んでいたら迷いますよね。

べにはるかの方が甘みが強く、ねっとりしているお芋です。

一方、べにあずまの方はホクホクしたお芋になっています。

 

べにはるか・・・甘みが強くねっとり系

べにあずま・・・多少の甘みでホクホク系

 

ホクホクからねっとりへ

ホクホクのお芋からねっとりのお芋は品種改良の歴史の流れによるものです。

その流れを変えた品種こそ、べにはるかになります。

またべにはるかは干し芋に加工されることがよくあります。甘みが強くて柔らかいため干し芋に適したお芋なのです。

 

焼きいもはなぜ甘くなる?

さつまいもを加熱すると甘くなるのは、内部に含まれているβアミラーゼデンプン麦芽糖に変えるためです。

加熱中にβアミラーゼが働くのは50度~80度、特によく働くのは55度前後で、この温度帯の加熱時間が長いほうが甘みが増します。

焼きあがるまで40度~60度かける石焼き・つぼ焼きのおいもが甘いのはそのため。電子レンジでイモの温度を急激に上げてしまうと甘くならないのです。

 

 なかなか個人で仕上げるのは難しそうだ。。